桜色に染まった日々もいつのまにか終わって、若葉いよいよそだつ今日です。
4月2日より開催していた二人展「そよそよと移ろう」の搬出も無事終わってまた制作の日常に戻っています。
今回の展示は、桜にも天候にも恵まれ、茶屋街の町家で、山韻気鵑汎鷽諭展示できたこと、とてもうれしくおもいます。
来てくれたお客さん、お店の方にもたびたび言われたのが、
「ふたりの作品がすごく合ってて、それもあってとても心地いい空間になってる」
ということでした。
まるちゃんとはまたなにか一緒にできたらいいな。
(六月後半、一緒にグループ展あります。また告知します)
今回の展示、期間中できるだけ会場にいたわたしは、今まででいちばん桜を満喫し、春のかぜを感じた日々でした。
見に来てくださったみなさま、お話させていただいたみなさま、いろいろと協力してくださった茶房一笑のみなさま、どうもありがとうございました。
まるちゃんのストールが、そよそよ揺らいでかぜが見えた。
彼女の作品はおおきな面でみると一段といいと思う。
「ソラノミ」の「ソラ」は宙、空。空っぽのこと。
「セイメイジュ」の「セイメイ」は清明。清浄明潔、清らかで明らか。春に花をつける木。
この「plant collecting」シリーズは私の頭の中で生まれる植物の種や実、つぼみ。
ピンブローチ。
ストール。
どれも違う色と柄。麻の素材感と色の組み合わせがとてもきれい。
店名になっている「小杉一笑」のお軸、と。
宇多須神社の桜と空。
会期中何度か、神社で式を挙げた花嫁花婿が茶屋街を歩く花嫁道中に遭遇しました。